昭和21年四日市市富田一色町に生まれる。
3歳で母に死別、祖父母に育てられる。
虫取りや魚取りが大好きな少年時代を過ごす。
地元の富洲原小・中学校を卒業後桑名高校入学。
大学を目指すも、祖父が鍼灸の専門学校を薦める。
当時大学紛争が盛んで東京に行っても紛争に巻き込まれそうな気がして断念、祖父の薦める鍼灸の道になんとなく行こうかなと言う気になり中和医療専門学校に進学。
3年間勉強して鍼(はり)師、灸(きゅう)師・あんま・マッサージ・指圧師免許を取得する。
その後中部柔整専門学校(夜間部)に進学、2年間勉強し柔道整復師免許取得。
医学関係の勉強をした5年間はあっという間に済んだような気がします。
その後名古屋の白馬堂接骨院で1年弱研修、祖父のもとに戻り研修するが1年弱で祖父は隠居。25歳で「天野療院」2代目院長に就任することになる。
名称を「天野鍼灸整骨院」に変更し患者さんと真摯に向き合い研修させて頂きながら、治ったと言われると大きな喜びに。
未熟なはり治療であっても時には大きな効果を出すことも有り、また、大きな病院にいくつも診て貰っても治らなかった患者さんが数回の鍼治療で治ったと言われた時は本当にこの道に進んでよかったと思い、祖父に感謝する様になりました。
28歳で結婚、1人流産で亡くした後子宝に恵まれず36歳で男の子を授かり、この子が「天野鍼灸整骨院」2代目を目指して共に精進努力中です。
32歳にして現在の住吉町に「天野鍼灸整骨院」を新築移転し、来院患者様のお陰を持ちまして盛業にて50年余、予約の取りにくい鍼灸院として(今は予約が大分取りやすくなっています。)少しは地域に貢献出来ているのかなと感謝しております。
息子も鍼灸治療歴10年以上となり、それなりに鍼灸師らしく成績を上げる様になって来たと実感しています。
齢77歳を迎えますがお陰様でと言う感謝の気持ちを忘れずに「一隅を照らす」を座右の銘にこれからも鍼灸の道にまい進したいと思います、どうか宜しくお願いします。
院長の所属する学会その他
・(公社)日本鍼灸学会
・(公社)日本鍼灸師会
・(一社)三重県鍼灸師会
副院長の所属
・(一社)三重県鍼灸師会